一流ビジネスパーソンへの道!

働きがい改革により生ぬるい労働環境になった昨今においても、一流のビジネスパーソンになるべく様々なビジネススキルを習得していく。

新規事業のアイデア出しには、オレンジを〇〇して均等に分ける発想が必要!?

<参考にした書籍>ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

 

事業部内で大型案件が収束することに伴い、新しい収益源を得るために新規事業のアイデア募集が行われた。新規事業といっても、今までの業務の延長線の提案ぐらいしか思い浮かばないという人も少なくないだろう。

 

そんな中で参考になりそうな書籍が、このずるい考え方だ。タイトルだけ見ると卑怯なやり口のようにも思えるが、ちゃんとラテラルシンキングについて書かれた本だ。

 

ラテラルシンキングとは?

ロジカルシンキングが垂直展開(物事を掘り下げて考えていく方法)に対し、ロジカルシンキングでは水平展開していく考え方だ。例としてよく挙げられるのが13個のオレンジを3人で均等に分けるにはどうしたらよいか?という問題だ。

重さで均等に分ける、ジュースにして分けるというのは有名だが、この書籍の中ではもっとぶっ飛んだ方法が記載されており、初めの方は「さすがにその方法は…」と思う内容だったが、そもそも新規事業とは世の中に存在しない新しいサービスを生み出す必要があるため、論理的思考では決して思い浮かばないものであると思い知らされた。

 

当書籍では水平思考するための手法がいくつか紹介されており、身近にラテラルシンキングで生まれた事例や、ある課題に対しどのように対応したか?といったなぞなぞ形式でもいくつか事例が紹介されているので、あっという間に読み終えることができた。

 

新規事業の検討をされているような方は、是非当書籍を一度読んでみていただきたい。